2009年11月26日木曜日

Xプロジェクト


先日のともだちの結婚パーティの幹事をした。

昔、副業や失業時に結婚パーティのバイト
(撮影または音響)を少しやっていた程度であった。
イベントごとは、スタッフをする機会があれば
やっていたので、好きな方ではあった。

1年前の友人のパーティでは、あふりらんぽのひとと、
その周辺の女子たちのバンドにその友達もいて、
その人たちの演出で、
ホラ貝の合図でケーキ入刀をしていた。

自分は仕事上、どうしても「ホラ貝=合戦の合図」
という、映像すら浮かび上がってくるほどなので、
それが、とても斬新なように思えた。
昨今のお笑い界の、詩吟や、雅楽といった
由緒あるものが、なんとなくおもしろいという風潮を
見逃すわけにはいかないな、と
(そこまでは考えていなかった。)

要するにそれが1番印象に残っていた。
割と最初の方の幹事とのミーティングで
そういう歴史的な、大袈裟なやつを
取り入れたらおもろいのではないかと思いつき、

開会式にヤブサメとかどうだろうかと、
口をついてしまった。
幹事の一人が「俺、弓道部やったで」
「でも馬に乗って矢を射るのはできへん」

というので、それならば、
ケンタウルスでいいじゃない、
作ったらいいじゃない、

と、みんなで盛り上がり、その元弓道部の幹事が、
ケンタウルスでヤブサメをすることになった。
しかもどう考えても適役という感じであった。
(がぜんギリシャの彫刻に見えてきた)
それがきっかけで、色々な所から集められて
漠然としていた幹事たちも、結束を強めていった。

その話をした、職場の上司は笑っていたので
安心していたが、
一方で、他の事も含めた流れが、
「うちわノリなかんじで正直どうなんか」
という、冷静な意見も浮上した。
冷や水を浴びせられるようだった。


しかし、自分の中では、絵が浮かび上がってたので
おもしろいという自信はあった。
こういう時の自信は、結構信頼出来るものであったりする。

一時は揺さぶりをかけられたりもしたが、
最終的にはみんながいっぱい意見を出し合い、
煮詰まって、無いところから無理矢理出してくる
感じではなく、みんながいきいきしていた。
あげく、収拾がつかなくなっていた。
その掛け合いの雰囲気がとてもおもしろかった。
私自身も、無責任にアイデアを投げさせていただいた。
全体の流れを詰めていただき、
ヤブサメをする本人も含めてまとめあげていた。

それだけした甲斐があって、思った以上に会場を
暖められたので、とてもよかったと思う。

まだ関係者と話せてないので、ここに記す。



2 件のコメント:

  1. おぉ。ケーキカットのホラ貝に反応!

    インドのベンガル地方でも、お祝い事、結婚式とか神様へのお祈りの時は、必ずホラ貝をプオ~ップオ~ッと吹いてからするよ。

    お祝い事に、ホラ貝、合うね。

    「アジア」だね。

    返信削除
  2. ベンガル地方の伝統儀式としてあるんや!それは知らんかった!
    ホラ貝めちゃめちゃウケたわ〜。

    もしよければ来月あいましょう。

    返信削除